新規・増改築・解体
新築工事の流れ(新しい家ができるまで・・・)
地鎮祭
家を建てる前に土地の神を祝い、敷地を清め、工事の安全と新築の家の安泰を願う
お祭です。
地盤調査
敷地の上に新しい家を建てる前に、土地の強度(地耐力)を調べます。
地盤改良
新しい家の基礎になる部分の地盤を均一にし、安定のため地盤支持力の向上を計り
ます。
基礎(ベタ基礎)
大切な家を支える土台部分です。ベタ基礎にすることで地盤に平均的に力がかかり、
不同沈下が起こり難い構造を造ります。
上棟
棟梁の取り仕切りにより、熟練した匠達が構造を組み上げていきます。
上棟式
屋根の一番上の部材(棟木)を納める作業の後に、上棟式を行うことが多い。棟梁
が幣束(へいぐし)を取付、工事の安全完了を祈ります。
防蟻
大切な家を害虫などから守るための防腐防蟻処理。
(地面より1m以内の部分に施工します。)
JIO検査(日本住宅保証検査機構)
基礎から完成まで、工期中に4回行われます。その検査に合格すれば10年保証が
得られます。
完成
たくさんの職人さんと業者さんの手により、新しいおうちの完成です。
増改築
<増築工事>
建築物の床面積を増加させる工事のことをいう。
同一棟で行っても、別棟で行っても、建築基準法上は増築工事である。
<改築工事>
火災などで滅失した建築物や施主の都合で除去した建築物を、以前の用途(居住用など)、
規模、構造とそれほど変わらない建築物として建て直すこと。
解体
解体前にしておいたほうがようこと
● 電気の停止、撤去
● 電気手配の連絡一覧
● ガスの停止、撤去
● トイレの汲み取り
● 有線やCATVなどのアンテナの移設・撤去
● 家財道具、不用品の片付け
● 水道の移設
(特に水道は工事中にホコリを防ぐためにお借りして使うことになりますので完全に
撤去しないでください)
解体工事の流れ
★見積り★
現場調査
現場調査をすることで、より適正な費用を算出することができます。
お立会いの上、建物内部を見てもらえば、より正確なお見積りを出す事ができます。
また、口頭での見積りだけですと、実際に発注したさいの金額との誤差でトラブル
になることもあるので、なるべく正確なお見積りを出すように努めす。
見積書の確認
地中障害物とは建物の地中に埋没しているコンクリートブロックや浄化槽等のこと
をいい、通常の見積りには地中障害物は含まれていません。
(地中障害物は別途と記載されているのが一般的です)
地中から何も出てこなければ追加費用はありませんが、解体工事を進めていかない
とわからないことなので、地中から障害物が出てきたときは別途経費がかかること
になります。
もちろん、その際にはご連絡いたします。
★工事前★
近隣挨拶
実際に解体工事が始まれば近隣の方々には迷惑をお掛けすることになります。
ですので近隣の方にご挨拶しておきましょう。
もし、可能であれば一緒に伺いましょう。
(よく新築や建替え工事のあと、挨拶をしなかった事が原因で住みづらくなったと
いう声を聞きます。)
引込配管、配線の撤去の手配
ガス、電気などがつながったまま工事を行うと大変危険です。
そのため、ガス、電気、電話の引込配管、配線の撤去の手配をしましょう。
また、水道は通常、工事中防塵のために使うことになるので撤去する前にに確認し
てください。
★本工事★
足場養生の組立
解体工事は、高所での作業が伴うため、まず、足場養生の組立を行います。
その際、シートや防音シートをかけ、騒音やホコリを防ぎ、近隣の方への迷惑を最
小限におさえます。
工作物等の撤去
建物から手作業で撤去できるもの(下記)を撤去します。たたみ、サッシ、断熱材、
建具、瓦、内部造作、住宅設備機器、石膏ボード、不要品(タンス・衣類など)
建物本体の解体
壁、屋根、梁、柱などが残った上屋を解体し、基礎を掘り起こし撤去していきます。
防塵のため、水をまきながらの作業となります。
廃材の分別・収集・搬出
解体工事の廃材は分別して収集し搬出を行います。
地中の確認
解体終了後、廃材が地中に残ったりしていないか、その下にコンクリートが入って
いないか、確認します。
整地・工事完了
地面を平らに整地します。
駐車場にする場合は砕石などを敷いたり、アスファルト塗装を施します。
工事完了です。
可能であれば残存物がないか立会い確認しましょう。